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SL ジャパンと日本ティブコソフトウェア、EAI ツール新製品 「RTView for TIBCO日本語版」を発表

ビジネス・アクティビティ・モニタリング(BAM)をプログラミングしないで
リアルタイムなグラフィックス画面に表示可能にする、新しい EAI ソリューション

現地時間 2002 年 11 月 22 日 -- Tokyo 発
リアルタイム・データ表示のダイナミック・グラフィックス・ソフトウェアで業界をリードする株式会社 SL ジャパン(SLジャパン)は、日本ティブコソフトウェア株式会社(日本ティブコ)の製品をサポートする RTView 日本語版新製品のデビューを発表しました。RTView は、ミッション・クリティカルな企業データのグラフィック「ダッシュボード」(注)表示画面をドラッグ&ドロップで構成して、企業データや情報を視覚的にかつリアルタイムに監視することによって、迅速で適切なビジネスまたはオペレーションの意思決定を可能にする、EAI への新しいソリューションです。EAI で業界をリードする日本ティブコの TIBCO ActiveEnterprise ユーザは、RTView によって、コスト高となるプログラミング作業を要することなく、企業データをインスタントにリアルタイムなカスタムGUIで視覚化することが可能になります。RTView は、SL 社が長年培ってきた描画技術とコード生成技術により、他に類を見ないコンパクトで高速なJava グラフィックスを実現しています。 (注) 飛行機や自動車の操縦決定に必要なメータやゲージなどのパネルにたとえた、ビジネスやオペレーションにおける意思決定に必要なコンピュータ・ダッシュボード。

RTView は、今 EAI (企業内アプリケーション統合)および BPM(ビジネス・プロセス管理)の最も新しいコンセプトとして注目されているビジネス・アクティビティ・モニタリング(BAM)、そしてインフラストラクチャならびにアプリケーション・モニタリングにおけるクリティカルなビジネス・オペレーションのデータをビジュアル化するカスタム「ダッシュボード」を迅速に作成できる、斬新なグラフィック・アプリケーションです。

RTView のディスプレイ・ビルダでは、メータ、ゲージ、グラフ、スケール、ダイナミック・テキスト・フィールドなどの動的画面オブジェクトをポイント&クリックで選択できるパレットによって、カスタム・ダッシュボードを作成することができます。これらのダッシュボードは、容易にカスタマイズされたミッション・クリティカルな情報をリアルタイムに受信して監視することを可能にすると同時に、カスタム作業のコストを削減します。TIBCO ユーザは、任意のイベント実行可能なアプリケーションを抽出し、Javaアプレット、スタンドアロンJavaアプリケーション、または TIBCO ActivePortal フレームワーク内におけるアプレットで、データを端麗にプレゼンテーションすることができます。

RTView によって、幅広いエンドユーザが必要としている多種多様のリアルタイム企業データの独自表示を提供するダッシュボードを作成できます。たとえば営業部門におけるビジネス・アクティビティ・モニタリング(BAM)では、全世界における営業活動や在庫状況のリアルタイムな詳細情報を示すダッシュボードやトレンド画面を構築できます。また、分散企業システム保守を担当するシステム・エンジニアリング部門では、CRM ソフトウェアの実行速度が低下している理由や、その影響を即座に受ける人間などを特定する、アプリケーション・モニタリングのダッシュボードを作成できます。また、システム管理部門では、インフラストラクチャ・モニタリングの画面を作成し、ネットワーク・トラフィック、ネットワーク上の CPU や格納スペースの現在の使用状況などを表示できます。

「ドラッグ&ドロップによるカスタム・グラフィック・データによって、お客様は、高い対価を支払うことなく、リアルタイムでミッション・クリティカルな企業情報へより容易にアクセスできるようになる」と、日本ティブコの代表取締役社長である田口雄司は語っています。「瞬時に TIBCO ActivalPortal を使って統合できるRTViewは、ユーザが開発の手間をかけることなくダッシュボードを生成することを可能にする。EAIによる企業データの可視化が、TIBCO パートナーおよびユーザのEAIにさらなる価値をもたらす」と、加えました。

「これまで、企業データへの瞬時かつ視覚的なアクセスを必要としたユーザにとっての唯一のソリューションは、固有のシステムを開発することだけであった。この作業は集中的な時間とリソースを要するものであり、また多くの場合、満足できる結果が得られなかった」と、SL ジャパンの代表取締役社長である羽島良重は語りました。「データがこれまでになく複雑化している時代を迎えている中で、RTView は、さまざまな情報源からクリティカルなデータを対話的にビジュアル化するという点で、TIBCO ユーザに先例のない機能を提供することになる」と、加えました。

RTView は SL-GMS J/Developer を使って拡張することができ、動的に表示するオブジェクトをデザインまたは改造したり、さらにネットワーク管理などの広範囲のインタフェース・アプリケーションを開発したり、RTView 機能を他Javaアプリケーションに組み込むことも可能です。そして、TIBCOインテグレータおよび開発パートナーは、 SL-GMS J/Developer を使って、RTView を簡単にカスタマイズして再販することも可能です。


RTView 製品ついて    www/products/ertv/rtview.shtml


販売、出荷について
RTView for TIBCO日本語版は、12月2日より販売・出荷開始いたします。最小構成のエントリ価格は、約 140 万円からです。国内における販売元は SL ジャパンとなり、日本ティブコは TIBCO ユーザならびにプロスペクトへの販売促進で協力していきます。また、今後 SL ジャパンは販売代理店や付加価値再販会社を開拓していく予定です。


TIBCO Software Inc. について https://www.tibco.com



SL (Sherrill-Lubinski Corporation) 社について    www.sl-j.co.jp


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