SL Japan > ニュース & イベント> ニュースリリース

NYISO、クリティカルでリアルタイムなエネルギー市場とオペレーション・データを監視する OASIS ダッシュボードで、SL 社のソフトウェアを採用

米時間 2005 年 3 月 15 日 カリフォルニア州コルテ・マデラ市発
SL 社は、ニューヨーク州の電力卸売市場を運営管理する非営利会社組織である New York Independent System Operator (NYISO) が、対話的な地図、新しいグラフ、ドリルダウン機能など、OASIS ウェブサイトの機能拡張で、RTView を採用したことを、本日発表しました。

NYISOは、重要なオペレーションならびに市場情報の画面表示で、Open Access Same-Time Information System (OASIS) ウェブサイトに数々の改善強化を行ないました。OASIS は、エネルギー取引者を含む市場参加者が、ニューヨーク州のエネルギー卸売市場におけるリアルタイムなアクティビティ を監視し、クリティカルなオペレーションならびに市場データを閲覧するための、Web ベースのリアルタイムなツールです。

数多く機能拡張された新しい OASIS は、2004 年 10 月に運用開始されました。改善強化した内容には、価格データ、パワーグリッド・データ、負荷データ、ゾーン・マップなど、nyiso.com における OASIS に関連したすべてのデータを主要なカテゴリに再編成したことが含まれます。データに依存したビジネス性質を持ちながら、NYISO はミッション・クリティカルなデータをそのまま行文字データで提供していたため、ユーザが情報を理解して傾向に反応するには難しいものがありました。同組織は、顧客にとって真に利用価値のあるオープンな競争環境を実現するために、ユーザが鍵となる情報を活用できる高度なグラフィカル・ソリューションの実現を迫られていました。しかも、 実装はわずか 4 ヶ月以内でという厳しい条件下にあり、同組織は難課題を抱えていました。

RTView は、NYISO の複雑なデータの取り扱いを極めて直感的にしたダッシュボード画面を、迅速にかつ効率的に構築することを可能にしました。取引者と市場参加者は、しきい値、警報、カスタム・データ要素、ドリルダウン機能などを持ち、ユーザが構成できるリアルタイムでグラフィックなデータ画面で、対話的にやり取りすることができるようになりました。同時に、エンドユーザはパブリックなウェブサイトで Web ブラウザさえあれば、クリティカルな負荷消費レベルを効果的に監視できます。そして、RTView によって、すべてのユーザがより迅速に変化を認識してリアクションできるようになりました。

今回のプロジェクトでは開発期間が極めて短かったため、NYISO は顧客要求に迅速に対応したサポートを約束できるベンダーの選択が成功には欠かせないと考えていました。そして、SL 社はこの期待にも応えました。「SL 社の強力なサポートなくしては、これほどの成功を成し遂げることはできなかった」と、NYISO のビジネス・リクアイアメンツ・グループのシニア・アナリストである John Bub 氏が、念を押しました。SL 社の効果的なトレーニング、オンライン・サポート、コンサルティング・サービスが、同組織のプロジェクトにおけるすべてのニーズを満たしました。

NYISO にとって、RTView による実装は極めてスムーズで、4 ヶ月というプロジェクト開発期間中において最小の工数で済みました。実際、数回のプロトタイピング繰り返しによってビジネスならびに機能の要求条件が完成した後、わずか 2 週間以内で、最終的なグラフィック画面が完成されたのです。

また、TIBCO ミドルウェア技術にかなりの投資をしている NYISO では、今後は RTView の TIBCO サポート機能も活用していく予定です。TIBCO を含め、複数データソースを綿密に統合化している RTViewであれば、同組織の将来アーキテクチャ戦略においても、互換性を確保できます。


SL (Sherrill-Lubinski Corporation) 社について    www.sl-j.co.jp


###

記載される会社名・製品名は、それぞれ各社が所有する商標または登録商標です。


2006 年 〜 2000 年 ニュースリリース 一覧へ戻る

ニュース一覧へ戻る