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SL ジャパン、リアルタイム・データの可視化と監視ダッシュボード「RTView®」の最新版をリリース

エージェント・データ・アダプタ新機能などの他、RTView® for APM | BW Monitor™ を
ラインアップに追加

2009 年 10 月 21 日
株式会社 SL ジャパン(米 SL 社の日本法人、東京都港区、代表取締役社長 羽島 良重)は、リアルタイム・データの可視化と監視ダッシュボードである RTView シリーズ製品の最新バージョン 5.5 をリリースしました。RTView 標準ツール製品にはエージェント・データ接続アダプタが新たに追加された他、TIBCO® ActiveMatrix® BusinessWorks™運用監視アプリケーションである「RTView for APM | BW Monitor™」製品がラインアップに加わりました。

米 SL 社が開発した RTView は、コンテンツリッチで高速なカスタム・ダッシュボード画面と、アラートやデータの集約・解析・履歴などの仕組みを、ポイント&クリックのビルダーでプログラミングすることなく完全にカスタム構成し、XML, JMS, JMX, WMI, SQL, カスタム・データソースなど、さまざまなデータソースにメニュー選択だけで接続できます。メッセージング・バスや複合イベント処理(CEP)エンジンなどとダイレクトに接続し、リアルタイムにダッシュボード画面へデータを集約・表示できる SL 社の高速な RTView は、世界の主要 SOA ミドルウェアのフロントエンドをはじめ、24x365 日運用システムのインフラ/アプリ監視からサービスやオペレーションの状況を監視する BAM(ビジネス・アクティビティ監視)ソリューションの構築で、実績を誇っています。

今回の新版で新たに追加されたエージェント・データ・アダプタは、リモート・エージェント・アプリケーションに接続してデータを受信し、RTView のビルダー、データ・サーバ、ディスプレイ・サーバ、ヒストリアン、ビューワーにデータをパブリッシュ(発行)するものです。一旦接続が確立すると、ビルダーの「エージェント・データの付加」ダイアログで任意の RTView キャッシュ・オブジェクトに、エージェントから受信するデータ・テーブルと連動するように画面を構成できます。これにより、不特定多数のアプリケーションからのリアルタイム・データを中央の RTView サーバにパブリッシュし、RTViewで一元化して処理して監視することができます。また、API を公開しているため、独自のエージェント・アプリケーションを構築できます。

その他、ダッシュボード画面のウィンドウ・サイズと構成部品のレイアウト変更をプロパティで設定実行できる新機能や、カスタム・アラート設定と同様にキャッシュを対話的に設定できるダイアログや関数の実行結果を表示するダイアログを追加、履歴データのコンパクト化、ヒートマップをはじめとする全部のオブジェクトにマウスオーバーでツールチップによるテキスト・データ表示を展開など、ビルダーの使いやすさから運用実行に至るまで、多数の機能拡張を施しています。

また RTView シリーズでは、これまで RTView for Oracle Coherence グリッド・アプリケーション・モニタや RTView for TIBCO トランザクション/メッセージ・モニタといった運用管理アプリケーション製品を提供してきましたが、さらに今回の新版では、複数のサーバに分散した TIBCO® ActiveMatrix® BusinessWorks™異種混在環境向け SOA プラットフォームの稼働状況を監視できる 「RTView for APM | BW Monitor™」新製品が、ラインアップに加わりました。アウト・オブ・ザ・ボックスですぐに使えるアプリケーションで、数々の BusinessWorks (BW) 運用エンジンからのサーバ・メモリ容量や CPU 使用率などのリアルタイムな性能評価指標データと履歴データを、関連するサービス、プロセス、アクティビティとともに、中央の RTView ダッシュボードで監視でき、的確で迅速なトラブルシューティングならびに早期対応による事前防止を可能にします。

なお、RTView 最新版は、10月28日(水)〜30日(金)に東京ビッグサイトで開催される ITpro EXPO 2009 に出展し、10月29日(木)には 「SOA テーマ・セッション」セミナで「リアルタイムな可視化と監視ダッシュボードの適用−インフラ/アプリ監視から BAM するには」をテーマに講演いたします。


SL (Sherrill-Lubinski Corporation) 社について    www.sl-j.co.jp


RTView 製品ついて    www/products/ertv/rtview.shtml



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