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SL ジャパン、制御システム専門のダイナミック GUI/HMI とカスタム・エディタ
開発ツールで ある C/C++ 版 SL-GMS の新バージョン 7.0a で、Visual Studio 2017
をサポート追加

64 bit 版の新 V7.0a 製品では DirectX グラフィックエンジン・オプションを新たに導入

2017 年 12 月 26 日

リアルタイム・データのグラフィックな可視化と監視で業界をリードする株式会社 SL ジャパン(所在地:東京都港区、代表取締役社長: 羽島良重、米国 SL 社の日本法人)は、高度な制御システムのダイナミック GUI と専用カスタム・エディタの開発ツールである SL-GMS C++/Developer の最新バージョン 7.0a をリリースし、Visual Studio 2017 のサポートを追加したことを発表しました。また 64 bit 版の V7.0a 製品 (Windows 版) では、DirectX グラフィックエンジン・オプションを新たに導入しています。

SL-GMS C++/Developer は 1983 年来、世界のミッション・クリティカルな制御システムの開発で最有力ツールとして活用されてきた、SL 社のロングセラー製品です。 この 30 年間、業界における環境技術が UNIX から Windows や Linux へと移り変わる中で、真のオブジェクト指向アーキテクチャを持った SL-GMS は、新機能拡張や新しいオペレーティング・システムとフレームワークへの対応において、絶対的な優位性を実証してきました。

日本国内においても 1991 年来、プロセス制御の業界における主要 DCS/SCADA 製品への組み込みをはじめ、発電所や水処理などの設備監視、生産ライン制御、通信ネットワーク監視、道路・鉄道・空港、宇宙・防衛システムなどで採用され、操作卓の厳しい要求条件に応えてきました。そして、1980 年代に SL-GMS C++/Developer で開発された数多くの監視制御システムが、UNIX から Linux や Windows へのシステム更改を経て今日もなお稼動し続けている一方で、新たなるプロジェクトの数々で採用されています。

新バージョン 7.0a では、Windows 10 と Windows Server 2016 における Visual Studio 2017 を追加サポートし、今後の制御システム (DCS/SCADA) 開発をさらに支援します。さらに、64 bit 版の SL-GMS(Windows 版) 新バージョン7.0aでは新しい DirectX (Direct2D) グラフィックエンジン・オプションを導入しており、たとえば航空宇宙シミュレータなど最もヘビーなレンダリングを要するグラフィック・アプリケーションで活用できるようになります。また DirectX を使用することで、アルファチャネルによる透明機能を SL-GMS の動的属性でコントロールできる他、従来 GDI+ グラフィックエンジン・オプションで提供していたアンチエイリアシング機能がより速くなります。

UNIX から Linux, Windows へ、C/C++ から ActiveX, Java, Microsoft .NETへ、国内で監視制御システムの最も容易な移行を長年支え続けてきた SL-GMS が、今、Windows 10 や Red Hat Enterprise Linux 7 によって進む 64 bit ネイティブ対応を強力に支援しています。

■ SL社 (Sherrill-Lubinski Corporation) について:   https://www.sl-j.co.jp

1998 年以来、30 年にわたって、リアルタイム・データの監視とダイナミックでグラフィックな可視化で業界をリードしてきた、専門メーカーです。顧客企業は SL 社の技術を活用し、リアルタイムなサービス/ビジネス・アクティビティ監視(BAM)、オペレーション性能監視、IT インフラ監視、プロセス制御やネットワーク管理などの業界特有の監視・制御アプリケーションを、エンドユーザに提供しています。製造業、エネルギー/公益、金融サービス、通信、宇宙/防衛、輸送などの各産業における世界のミッション・クリティカルなアプリケーションで、世界 146,000、国内 13,600 以上がライセンスされています。 株式会社 SL ジャパンは、1998 年に設立された SL 社の日本法人です。


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