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サイベースと SL 社提携により、キャピタルマーケットの取引ライフサイクルで
ユニークな可視化レベルを提供

統合ソリューションが取引の意思決定のスピード、的確性、安全性を強化

2008年5月28日  カリフォルニア州ダブリン発
業界先進のエンタープライズ・インフラストラクチャおよびモバイル・ソフトウェア企業である米国サイベース社(NYSE: SY)は本日、米国 SL 社との提携を発表しました。リアルタイムな監視、解析と可視化ソフトウェアの提供でリードする米国 SL 社との提携により、取引の新旧データを高度にカスタマイズして表示するソリューションを、金融サービス業界に提供します。サイベースが最近発表した次世代型市場データ分析プラットフォームの RAP - The Trading Edition(TM) と SL 社のビジネス・アクティビティ監視 (BAM) プラットフォームである RTView を統合したソリューションにより、リスクマネージャと計量アナリストはタイムリーに市場全体を把握でき、リスクを抑制しながら的確な取引とポートフォリオの意思決定が行えます。

急速に変化する現在の金融サービス業界では、キャピタルマーケット企業は取引の意思決定のスピードと的確性、安全性への増大するニーズに対応すると同時に、急増する市場データを短時間で処理することが求められています。計量アナリストは市場機会をすばやく特定し、リスクマネージャはリアルタイムでリスクを測定しなければならないため、瞬時に的確な意思決定をサポートする取引システムへのニーズも増大します。その結果、キャピタルマーケット企業には過去の大量データとストリーミングによるリアルタイムの市場/リスクデータの両方を単一のビューに表示できる対話式の表示機能を備えたソリューションが必要になります。

RAP−Trading Edition と RTView は連携が認証されているため、お客様はすぐに利用して成果を出すことが可能になります。このソリューションでは過去(履歴)の膨大な量の取引データとリスクデータだけでなく、リアルタイムのデータフィードと複合イベント処理(CEP)のストリームを統合できます。取引のライフサイクル全般でリアルタイムのデータと過去の履歴データを高度なカスタマイズによって完全に表示できるため、計量アナリストとリスクマネージャはこれまでにないほど明確に運用状況を把握できます。

サイベースのマーケティング最高責任者である Raj Nathan は次のように述べています。「キャピタル マーケットは競争が厳しい業界です。相場の動きを予測してチャンスを的確にとらえると同時にリスクを緩和するため、計量アナリストとリスクマネージャはスピードが重視される市場データを過去の傾向と関連付けて比較する必要があります。この統合ソリューションでは、対話的なダッシュボード・インタフェースを通してリアルタイムで機会の特定とリスク管理が可能になり、取引前後に正確なリスク分析が行えるだけでなく、リスク認識のための高度なアルゴリズムを開発できます。」

SL 社の最高経営責任者で社長の Tom Lubinski 氏は次のように述べています。「キャピタルマーケット企業にとってこの統合プラットフォームの直接的なメリットは、レスポンスタイムの短縮と、これまで蓄積された大量データへの高速アクセスにあります。また、包括的な BAM プラットフォームによって、データの背景をわかりやすく表示できることもメリットです。RTView のサブ秒単位の性能とカスタマイズ性、そしてRAPの大量データの高速管理という特性を活用して、キャピタルマーケット企業はタイムリーに市場全体を把握できる、取引とポートフォリオの意思決定を最適化しながらリスクを回避できます。」

RAP - The Trading Edition と RTView を統合することで、次の機能を備えたカスタム・アプリケーションを開発できます:

  • 市場データのリアルタイムでのキャプチャと保存
    • 数時間単位ではなく数分単位でのモデルの開発と利用
    • 長年蓄積した詳細な市場データによるアルゴリズムのバックテスト
  • 取引前の分析
    • 価格設定と注文生成
    • オーダーブックの作成
    • 流動性の監視
  • 実行後の情報の活用
    • 取引戦略の有効性の評価
    • 損益の監視、トレードブックとポートフォリオ・レベルでのリスクの監視

SybaseR RAP - The Trading Editionに接続した SL の RTView のデモビデオは
www.sl-j.co.jp/demovideo/ertv/SybaseCEP_Visu-Analyzing/SybaseCEP.html をご覧ください。

本資料は、米国にて発表されたプレスリリースの抄訳です。

米国サイベース社 について
米国 サイベース社は、データ・センタから現場のアクションポイントに至るまでの情報管理ソフトウェアを提供する世界最大のエンタープライズ・ソフトウエア企業です。サイベースは、企業活動のさまざまな局面で自由かつ安全に情報が活用できる環境 「Unwired Enterprise」 (アンワイヤード・エンタープライズ)を目指しています。世界中のビジネス、金融、官公庁、ヘルスケアや防衛業務などの最もクリティカルな情報がサイベースによって運営されています。

SL (Sherrill-Lubinski Corporation) 社について    www.sl-j.co.jp


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記載される会社名・製品名は、それぞれ各社が所有する商標または登録商標です。


特記事項
このリリースに記載された、Sybase, Inc の将来の成長、見通し、新製品のリリースに関する記述は、様々な不確実性やリスクを含む将来予測の見解です。文中で使用されている Sybase および同社の経営に関連する「anticipate (見込み)」、「believe (思う)」、「estimate (予測)」、「expect (期待)」、「intend (意図)」、「will (予定)」、および同様の表現は、将来の予測を示すものです。このような発表は、将来の出来事に関する Sybase の現在の見解を反映することを意図するもので、結果的に不適当または不正確であると判明する場合もあります。このように、実際の出来事や結果に実質的に影響を及ぼす要因としては、顧客需要の変化、急激な技術進歩、競争要因、製品発売予定の遅延などがあります。これらの要因やその他の要因については、Sybase 社が米国SECに提出している Form 10-K に基づく年次報告書、または Form 10-Q に基づく四半期報告書に記載されていますが、これに限定されるものではありません (当社ウェブサイトでもご覧いただけます)。


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