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シンフォニアテクノロジーが新しい上下水道監視制御システム「SELMMC-N1」に、
64 bit ネイティブ Windows 10 対応 .NET 版の SL-GMS を採用

高性能なリモート/Web 運用などの豊富な機能と柔軟性を、
SL-GMS で開発されたグラフィック操作画面とシステム固有のカスタムエディタが支援

2021 年 3 月 25 日

リアルタイム監視制御システムのダイナミック GUI とエディタ技術で業界をリードする株式会社 SL ジャパン (所在地: 東京都港区、代表取締役社長 羽島 良重、米国 SL 社の日本法人) は、創業 100 年以上に至って「一歩先を行く技術」を追求してきたシンフォニアテクノロジー株式会社(以下「シンフォニア」)が新たに開発した上下水道監視制御システム「SELMMC-N1」で、64 bit 版 SL-GMS Developer for .NET ならびに SL-GMS Custom Editor for .NET を採用していることを、発表しました。

シンフォニアが展開している社会インフラ事業では、集中監視・制御が行われるようになった 1970 年代以降、大規模から中小規模に至るさまざまな水処理施設用電気設備を中心に、設計・製作・施工まで一貫したサービスと幅広い製品で、安全なプラント操業を支えてきました。

そして、シンフォニアが長年培ったノウハウとシミュレーション技術を融合した新しい上下水道監視制御
システム「SELMMC-N1」では、顧客のさまざまなニーズに応え、使いやすさにこだわったグラフィック
操作画面とシステム固有のグラフィックエディタを、64 bit ネイティブ Windows 10 版の SL-GMS Developer for .NET ならびに SL-GMS Custom Editor for .NET を使って開発されています。

これまでの SELMMC シリーズの使いやすさを継承し、さらに利便性や機能を向上している操作画面は、
プラント状況をリアルタイムにグラフィック表示する系統図をはじめ、機器操作や設定などのミニパネル
表示、計測値の変化や機器の運転状況を表示するトレンドグラフ、グラフィック編集機能 (カスタムエディタ) などが、SL-GMS で開発されています。さらに、比類なくコンパクトで高速な SL-GMS と専用回線に
より、監視室と同等の監視制御機能を Web やリモートで提供することが可能で、いつでも離れた場所でも、パソコンの他タブレットやスマートフォンからも、プラントの状況を確認でき、保守維持管理の省力化をサポートします。

電力・電気設備をはじめ、水処理、ごみ焼却炉、空港・鉄道・道路などの設備監視、ビル管理 (BA)、製造
ライン監視などのさまざまな制御システム (DCS/SCADA) に組み込まれて再販されている SL-GMS は、
高対話性ながらも比類なく高性能なダイナミック GUI ならびに固有のカスタムエディタを開発するための
ツールです。国内においても 30 年近くにわたって、ライフサイクルが 10 年前後におよぶ監視制御システムの最も容易なハードウェアならびに OS, 異なるフレームワークへの移行を支え続けています。



■ シンフォニアテクノロジー株式会社について:
https://www.sinfo-t.jp/


■ SL 社 (Sherrill-Lubinski Corporation) について:   https://www.sl-j.co.jp

1983 年以来、40 年近くにわたって、リアルタイムデータのダイナミックでグラフィックな可視化と監視で業界をリードしてきた、専門メーカーです。顧客企業は SL 社の技術を活用し、リアルタイムなサービス/
ビジネスアクティビティ監視 (BAM)、オペレーション性能監視、インフラストラクチャ/ミドルウェア監視、プロセス制御や設備監視などの業界特有の監視・制御アプリケーションを、エンドユーザに提供しています。製造業、エネルギー/公益、金融サービス、通信、宇宙/防衛、輸送などの各産業における世界のミッションクリティカルなアプリケーションで、世界 174,000、国内 17,300 以上がライセンスされています。
株式会社 SL ジャパンは 1998 年に設立された SL 社の日本法人です。



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