比類なくコンパクトで高速、Web／リモート運用に強い、次世代監視制御システムの開発
SL-GMS .NX/Developerは、Microsoft 社が 2021 年末に最初の長期サポート (LTS) バージョンとしてリリースした新しい .NET 6 プラットフォームにいち早く対応して 2022 年 5 月にリリースした新製品です。従来の SL-GMS 製品との互換性
(モデルと API) を保持し、 .NET 6 における Visual Studio を使った高度な監視制御システムの開発を目的に設計された、
ダイナミック GUI 開発ツールです。ベースのプラットフォーム (フレームワーク) が .NET Framework から .NET 6 になる
だけで、SL-GMS の使用は透過的で同じです。
SL-GMS パッケージに含まれている SL-GMSDraw ダイナミックグラフィックエディタを使って対話的にグラフィック画面モデルを作成し、何十種類もの動的属性を指定することができます。そして、シミュレーションデータを使って、動的振る
舞いをエディタ内で即座にプレビューして確認することが可能です。
SL-GMSDraw で作成したグラフィックモデルは、.NET Framework 版 SL-GMS と同様に、強力なグラフィックスエンジンを包含した ビューワーコントロールで表示します。このビューワーコントロールを Visual Studio に追加して、Windows フォームアプリケーションを作成します。そして、開発したアプリケーションは XML などのライブ (またはアーカイブ) データと
容易に接続でき、その画面はデータ駆動ならびに対話的な操作によって動的に振る舞います。
さらに、デスクトップ用に開発した同じ高対話性で高性能な Windows フォームアプリケーションは変更することなく、
透過的にかつローカル運用と同等の高い性能で Web / リモート運用できるようになっています。
「SL-GMS .NX/Developer 新製品ハイライト」デモビデオ (2:17)：
 SL-GMSDrawで画面開発、デスクトップ運用から リモート運用、HTML5 に変換して Web 運用まで |
Visual Studio 2022 における SL-GMS の .NET 6 ビューワーコントロール  クリックで拡大表示 |
SL-GMS .NX/Custom Editor オプション新製品は、エンドユーザやフィールドサポート向けのカスタムエディタ (ポイント＆クリックのビルダー環境) を、その監視制御システム専用に開発して提供するものです。
ハイライト
- .NET 6 アプリケーションで使用する、コンテンツリッチで高対話性ながらもコンパクトで高速なダイナミック GUI/HMI の開発。
- .NET 6 と完全互換の SL-GMS のビューワーコントロールによって、デスクトップ運用と同じ高対話性で高性能な Windows フォームアプリケーションを Web / リモート展開できる４つの運用選択肢：
リモートデスクトップ運用，Microsoft 社の ClickOnce アプリケーション配布，表示中の画面をイメージに生成する
SL-GMS の API を使った Web 配信、SL-GMS Web/Developer で HTML5 に変換して Web 運用。 - SL-GMSDraw エディタで、動的属性を持ったグラフィック画面を対話的に作成し、アプリケーションから独立して
エディタ内でその振る舞いをプレビューして確認。 - リアルタイムなデータ変数によって駆動されるグラフィックオブジェクトを動的に配置 (インスタンス) して画面を
構成。 - Visual Studio 内で、SL-GMS のクラス、メソッド、属性、イベントを使用可能で、.NET 6 がサポートする任意の言語 (C#, Visual Basic) から SL-GMS ダイナミックグラフィック部品をアクセス。
- 共通の SL-GMSDraw エディタにより、SL-GMS Developer for .NET (.NET Framework) など他の SL-GMS 製品で開発したグラフィック画面を、SL-GMS .NX/Developer で流用可能。
- SL-GMS .NX/Custom Editor オプション新製品で、何人年もの開発工数を要するアプリケーション固有のカスタム
エディタ (ビルダー環境) を、数人月で構築して提供可能。
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