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富士通ミッションクリティカルシステムズが、オンプレミス(自社運用)型ビッグデータ向けプラットフォーム・ソリューションの開発で、SL 社の RTView を採用

複合イベント処理(CEP)エンジンと運用管理システムに接続した RTView による
リアルタイムな可視化と監視

2012 年 4 月 27 日
リアルタイム・データのグラフィックな可視化と監視で業界をリードする株式会社 SL ジャパン(所在地:東京都港区、代表取締役社長:羽島良重、米国 SL 社の日本法人)は、公共・社会インフラで極めて重要なシステムの構築と運用で業界をリードする株式会社富士通ミッションクリティカルシステムズ (以下 「FMCS」) が、ビッグデータ向けプラットフォーム・ソリューションの開発で、SL 社の RTView を採用したことを発表しました。今後 FMCS で開発される関連ソリューションでは、複合イベント処理 (CEP) エンジンならびに運用管理システムに接続した RTView によって、ビッグデータのリアルタイムな可視化と監視を実現します。

FMCS では、同社の最先端技術力と長年培ってきたノウハウを融合し、人々の生活を支える金融決済システムや政府・官公庁の公共システムなど、公共性・社会性の高いミッション・クリティカル・システムの安心安全な開発と運用で、社会に貢献しています。同社ではエネルギー、メディア、金融、政府・官公庁をはじめとする業種向けのビッグデータ活用に最適化したプラットフォームの開発に取り組んでおり、スマートグリッド、ログ活用、マーケット分析などのビッグデータの活用が見込まれる各種システムの実現に、複合イベント処理 (CEP) エンジン技術を駆使しています。そして、そのビッグデータのリアルタイムな可視化と監視ならびに運用管理の効率化に、SL 社の RTView が使われています。

SL 社は、エネルギー供給網の管制センタや、水処理、鉄道・道路、工場・プラントをはじめとするさまざまな社会インフラ環境などにおける、24時間365日ノンストップで稼働し続けるリアルタイム監視制御システムの可視化で貢献してきました。この専門技術を IT エンタープライズに展開したのが RTView 製品で、メッセージング・バスやアプリケーション・サーバなど、さまざまなリアルタイム・データにメニュー選択するだけで 『直接』 接続し、インメモリで高速に表示します。そして、そのダッシュボード画面と部品はもとより、画面上でのデータ集約と分析、アラート、対応アクション、高度な履歴機能は、すべてビルダーで 『カスタム』 メイクできる可視化と監視ツールです。

特に RTView は、Oracle CEP や TIBCO BusinessEvents など、時々刻々と発生する大量のイベントストリーム・データを随時メモリ上で高速に処理していく 「複合イベント処理 (CEP) エンジン」 のベストマッチな BAM (ビジネス・アクティビティ監視) ダッシュボードとして、この分野で実績を誇っています。RTView の JMS データ接続アダプタなどで CEP エンジンとダイレクトに接続し、リアルタイムにダッシュボード画面へイベントストリーム・データをインメモリで高速に集約して表示できるからです。さらに、RTView ではその JMX データ接続アダプタを使って CEP エンジンそのものの遅延やスループットも可視化できるため、ビッグデータのコンテンツとそれが依存するインフラの両方を可視化して監視できる強力なソリューションが実現可能です。


【関連プレス・リリース(2012年7月10日)】
●富士通株式会社様のサイト:
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2012/07/10-1.html?nw=pr


富士通株式会社について:
www.fujitsu.co.jp
※ 株式会社富士通ミッションクリティカルシステムズは、2017年4月1日に富士通株式会社に社名変更されています。


SL (Sherrill-Lubinski Corporation) 社について    www.sl-j.co.jp


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