RTView® for Oracle Coherence

今回の主要な [RTView for Oracle Coherence] リリース機能では、高度なアラートの仕組みを提供するばかりでなく、下層の JVM を含めた数々の次元における Coherence 実装の健全性を、深く分析することを可能にしている
SL 社  プレジデント & CEO
トム・ルビンスキ

Oracle Coherence アプリケーションの可用性と性能の確保


RTView for Oracle Coherence は、RTView をベースに開発された運用管理ダッシュボードで、Oracle Coherence グリッドとクラスタをリアルタイムに可視化して監視できます。ソリューションは、アウト・オブ・ザ・ボックスですぐに使用することができ、Oracle Coherence システムの効果的な監視、アラート、トラブルシューティングを行えます。これにより、IT オペレーションならびにアプリケーション開発チームは、Coherence が期待通りに稼働しているかを検証し、もし何か問題が起きたときには迅速に診断してトラブルシュートすることが可能になります。

リアルタイムな監視画面は、エンド・ツー・エンドの Coherence 環境全体、たとえばシステム・コンポーネントすべてを一目瞭然で監視できるよう、簡単にモデリングして拡張できます。さらに、RTView for Oracle Coherence では、Coherence 環境において発生する重要な問題やイベントの早期段階における警告を提供する、アウト・オブ・ザ・ボックスのアラート機能を提供しています。アラートは、任意のアプリケーション・スタックにおける問題のビジネス・インパクトをただちに示すように関係付けることができます。


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この「クラスタ・オーバービュー」画面では、ユーザは Oracle Coherence クラスタ全体の性能評価指標サマリを見ることができ、任意のキャッシュ・サービスの詳細にドリルダウンできます。 この「ノード・ヒートマップ」画面は、Coherence の格納ノードのサービスとキャッシュ毎のサマリを、一目瞭然に表示します。各セルの大きさはユニット数を示し、それぞれの色は使用率(%)を示します。ユーザは、ヒートマップ内の任意のセルをクリックして、それぞれの詳細へとドリルダウンできます。


Oracle Coherence モニタ


Coherence キャッシュ・ブラウザ
選択された任意のキャッシュのキーを表示します。
任意のキーでクリックすると、そのキーの2つの文字列で構成されるデータを確認できます。

ノードとキャシュのアドミニストレーション管理
ノードのシャットダウン、ノードのロギング・レベルの変更、キャッシュ容量の増減など、キャッシュ/ノードの設定やアクションの効率的な管理を可能にします。

JMX パフォーマンスと管理
ユーザは、クラスタへの JMX MBean クエリの性能をチューニングでき、MBean サーバにおける MBeans の数やタイプを調べたり、すべての JMX クエリの履歴やそれらのクエリの最終実行時間を見ることができます。

ノードと JVM のブラウザ
各ノードにおけるメモリ使用やガーベージ・コレクションの傾向を、リアルタイムな統計で表示します。

アラートとアラート管理
ユーザは、一つのコンソールから、アラートをアクティベートしたり、アラートのしきい値と持続時間を設定できます。過度なネットワーク遅延やメモリ使用など、特定の設定条件になると、アラート・システムが、eメール、ポケベル、または SNMP トラップで通知するようにできます。

高度な履歴機能
重要なクラスタ評価指標を履歴情報として任意の標準 SQL データベースに保存することができ、ユーザは特定の時間間隔におけるクラスタの振る舞いをレビューすることができます。

Oracle Coherence ビューワー
リスナとフィルタを使い、Oracle Cohrence キャッシュ・データに対して直接、詳細のクエリを実行できます。

Oracle Coherence データ・アダプタ
プログラミングをすることなく、Oracle Coherence データ・キャッシュのデータに直接接続できます。


さらに、RTView for Oracle Coherence は下記を提供しています:
  • Oracle Coherence によって提供されている性能評価指標のすべてを可視的に閲覧できるとともに、ノード、キャッシュ、またはクラスタ全体に渡る情報をハイレベルなサマリ画面として集約して見ることができます。
  • 格納ノードならびにホスト全体におけるキャッシュ分布ならびに、各キャッシュ内におけるオブジェクトの数と平均サイズを監視する機能、キャッシュ容量の設定を効果的に最適化し、特定のアプリケーションのサポートで必要とされるサーバ数を最小化できます。
  • キャッシュ・アクティビティまたは使用についての予測パターンをトラッキングするための高度なツールを提供し、正常ではない振る舞いを迅速に把握し、コスト発生につながるクラスタ・ダウンを防げます。
  • 柔軟で透過的な運用オプションを選択できます: スタンドアロンの Java アプリケーション、コンパクトな Java アプレット、対話的な AJAX シンクライアント、ポートレット、あるいはアプリケーション組み込みの Java パネル



製品構成

  • 構成済みの画面とアラート
  • 迅速に画面を作成、カスタマイズできる RTView ビルダー
  • データ・サーバとディスプレイ・サーバ
  • データ・ヒストリアン
  • テンプレートとサンプル集


SL 社が提供している RTView for Oracle Coherence は、同社の RTView 標準製品とは別製品です。

2013年11月20日開催 AP2013 拡大版セミナ

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RTView ユーザ事例: OOCL 社
RTView ユーザ事例: Smart & Final 社
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